なるべく転ばないように子どもに自転車を教える方法【補助輪要らず!】

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子どもに自転車を教えるのは、親にとっては大切な瞬間です。しかし、子どもにとっては少し恐怖心があるかもしれません。ここでは、補助輪を使わずに子どもに自転車を教える方法をご紹介します。

ストライダー(キックバイク)から始めよう

その方法とは、結論から言うとストライダー(キックバイク)を使うことです!ちなみに我が家はストライダーがペダル付き自転車にもなるストライダー x14 を使いました。

実際に自分の子どもがこの方法でほとんど転ぶことなく自転車に補助輪なしで乗れるようになりました。ストライダーを買ったのは子どもが三歳半ぐらいの時で、それから半年ほどでペダル付き自転車に補助輪なしで乗れるようになりました。しかも、自分が補助輪付きの自転車から覚えた時と比較すると、格段にあまり転ばない!これには親もびっくりしたので、これから自転車を教える親御様に知ってもらいたいと思い記事を書きました。

ストライダーは漕ぐペダルががなく、ハンドルを握って足を伸ばして自分でキックをしながら進むキックバイクです。ストライダーで遊ぶと、子どもは何も教えなくても握っているハンドルを操作したり、地面を蹴る足を使ってストライダーの車体が倒れないように維持しようとします。これにより、バランス感覚が養われます。

小さな下り坂に挑戦

個人差はありますが半年も乗っているとバランス感覚が養われ、小さな下り坂でも転ばずに足を地面から離したまま降りてくることができます。小さな坂を足を上げて下ることができれば、ペダル付き自転車が乗れるようになるまでもう少しです。

始めは子どもも下り坂で車体コントロールに精一杯で見るからに余裕がない顔をすると思います。ですが、その後しばらく同じように遊ばせる中で子どもを観察し、下り坂で怖さが消え、車体コントロールに余裕が出たことが観察できれば、次はペダル付き自転車に挑戦しましょう。

なお、この時もしストライダー x14 を使っている場合は、ハンドブレーキが付いていますので、ペダル付き自転車に進む前にハンドブレーキの掛け方も教えておきましょう。ハンドブレーキは、対人対物との衝突回避のためにもとても重要なスキルです。

ペダル自転車に挑戦

ストライダーで慣れてきたら、ペダルがついた自転車に挑戦してみましょう。ペダル付き自転車(ストライダー x14 の場合はペダルモード)に移行すると、最初はペダルの漕ぎ出しに苦労しますが、私の子どもは小さな下り坂を下る途中でペダルに足を掛け、そのまま平地で漕ぎ続けることを覚えました。最初はペダルを1回転するのも大変だと思いますが、何度か同じ練習をするうちに1回転、2回転と回数が増えていき、やがて平地でも乗れるようになっていきます。

下り坂の走行は、親がフォローできる程度の小さなところで安全を十分に確保ください。公道や他の子どもの往来がたくさんあるようなところでは絶対に乗らないよう安全配慮しましょう。子どもは急なハンドル操作はできません。また、周囲の子どもも進行方向を見ていなかったりしますので衝突する可能性が高いです。実際、私も子ども同士が衝突する場面を何回か見かけたことがありますので、他でもよく起こり得る事だと思います。また、安全確保の為、ストライダーに乗車の際はヘルメットや肘当て、膝当て、グローブを装着することを強くお勧めします。

まとめ

  1. ストライダー(キックバイク)を使う
  2. 足でキックしながらストライダーを乗りこなし、バランス感覚を養う
  3. 慣れてきたら小さな丘や坂道を利用して足を離して乗れるようにする
  4. ペダル付き自転車に挑戦(ハンドブレーキのスキルを最初に教える)
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