育児中に悩みとなる子供の衣類洗濯。食事や外遊び、粗相などで手強い汚れとの戦いが日々繰り広げられていると思います。そんな時にパパ・ママの力強い味方となる洗剤、オキシクリーンを紹介します。
目次
オキシクリーンとは
アメリカで生まれた酸素系漂白剤です。酸素を放出することで、汚れを分解・除去する力があります。また、漂白剤のように色落ちの心配もありません。アメリカ版と日本版があり、以下のような違いがあります。アメリカ版は汚れ落ちが強いですが、日本版は環境や肌にやさしくなっています。
- アメリカ版 – 界面活性剤入り(青いつぶつぶ入り)
- 日本版 – 界面活性剤なし
オキシクリーンの特徴
オキシクリーンの特徴は、その強力な汚れ落とし力にあります。特に、酸性系の汚れには非常に効果が高く、血液やコーヒー、赤ワインのシミなどを落とすことができます。また、アルカリ性の汚れにも効果がありますが、汚れの種類によっては効果が小さくなる場合もあります。
- 酸素系漂白剤で脱色しにくく色柄物にも使える
- 除菌・消臭効果もあり
- 酸素の泡で落とすため、ツンとしたニオイもなく汚れ落ちが良い
オキシクリーンが強い汚れと弱いところ
オキシクリーンは弱アルカリ性であるため、酸性の汚れに威力を発揮します。逆にアルカリ性の汚れには弱いです。家の汚れは酸性が多いため、家の中でオキシクリーンを利用するシーンがたくさんあります。
効果を発揮する酸性系の汚れ
オキシクリーンの効果が大きい汚れは、酸性系の汚れです。酸性系の汚れは、タンパク質が含まれているものが多く、血液や卵などが挙げられます。また、コーヒーや赤ワイン、ソースなども酸性系の汚れです。これらの汚れは、オキシクリーンを使うことで効果的に落とすことができます。
- お風呂のぬめり・湯あか
- 汗ジミ・黄ばみ・皮脂汚れ・血液
- 油汚れ
- どろ汚れ
- 洗濯槽の汚れ
効果が小さいアルカリ性の汚れ
効果が小さい汚れは、アルカリ性の汚れです。アルカリ性の汚れは、油汚れや汗のシミ、泥汚れなどが挙げられます。これらの汚れもオキシクリーンを使うことで一部落とすことができますが、効果が小さくなる場合があります。
- 石けんカス
- 鏡などの水あか
- 使用できないもの
- 大理石や金属製品、水洗いできないもの
注意点
酸素の発泡があるため、密閉してはいけません。
オキシクリーンの使い方
お湯に溶かして使うのが基本になります。効果が大きいお湯の温度は 40~60℃です。衣類の消臭や漂白には、普段使っている洗剤にオキシクリーンを足す方法もあります。
我が家オリジナルの使い方
100円ショップで売っているケースにオキシクリーンを小分けして使いやすくしています。
オキシクリーンの利用シーン
オキシクリーンは、様々なシーンで使うことができます。例えば、以下のような場合に使うことができます。
- 子供のお風呂のおもちゃ
- 汚れた服のピンポイント洗濯
- 上履き・靴
- 赤ワインやコーヒー、血液のシミを落としたいとき
- 口紅やマニキュアのシミを落としたいとき
- おむつ替えで汚れた衣類を落としたいとき
- キッチンの油汚れを落としたいとき
- いつもの洗濯洗剤に足して衣類の消臭・漂白
また、お風呂に入ったついでに子供のお風呂のおもちゃなど、ちょっとした洗い物もできます。お風呂に入ったらバケツや洗面器などの容器に40℃ぐらいのお湯を入れ、オキシクリーンを溶かします。そして小物を漬けておきます。
使ったオキシ液があまり汚れていない場合は、お風呂が終わったあとにそのまま床に流して放置すれば除菌・漂白ができて一石二鳥です。
ただし、床の材質や色味によっては使えない場合もありますので、オキシクリーンを利用できるかどうかは、各環境で確認してください。
まとめ
育児中のパパ・ママにとって、洗濯物やおむつ替えなど、汚れがつきやすく悩みの種です。そんなときに強い味方になるのが、オキシクリーンです。酸性系の汚れには特に効果が高く、赤ワインやコーヒー、血液のシミなどを落とすことができます。利用シーンも様々で、口紅やマニキュアのシミを落としたり、キッチンの油汚れを落とすこともできます。ぜひ、育児中のパパ・ママにはおすすめの洗剤として、オキシクリーンを使ってみてください。