小学校就学前までに子供に算数の基礎を教えておきたい、と思っても家事や仕事もあって教える時間にも限度があります。自分で学べるような環境や仕掛け、道具がない限り、なかなか学習時間は増えません。そんな時、遊び感覚で算数に親しむことができる知育玩具を利用するのはいかがでしょうか。
今回は私の家でも使っている「学研の遊びながらよくわかる さんすうタブレット」という知育玩具を紹介します。
この算数タブレットを子供の近くに置いておくと、子供は寝る前のちょっとした時間やスキマ時間に遊び感覚で触ります。親は算数の勉強をしようと言う必要はなく、子供の手が届く場所に置いておくだけです。
私の子供の場合、最低限の使い方だけ教えましたが、あとは子供がいろんなボタンを興味本位で押して遊んでいくうちに細かい使い方は自然と覚えていきました。
目次
さんすうタブレットの製品概要と特徴
ひとりで算数を学習する仕掛けがあります。
たとえば、あわせていくつ・のこりはいくつというシートにある一つの例では、「傘が1本と1本、合わせて2つ」と音声で解説があるのと同時に、液晶パネルにドットが出て視覚的に足し算の仕組みを理解することができるようになっています。以下はサンプル画面です。編集の都合上、アニメーションが粗くて恐縮ですが実際はもう少し滑らかな動きをします。
大人からすると視覚的に物足りないかもしれませんが、私の子供はこの小さな変化をじっと見てドットの数を数えたりしていました。
また、タブレット上にあるたくさんのボタンを押すことで子供の気が向くままに反復練習をすることもできます。
さんすうタブレットで何が学べるのか
シートを差し替えて以下の5種類の内容が勉強できます。
- あわせていくつ・のこりはいくつ
- 足し算
- 引き算
- 掛け算
- 割り算
さんすうタブレットで何ができるのか
習熟度によって四則演算をひとりで反復練習することができます。以下の2つのモードで学習を進める形式になっています。
- お勉強モード:式と答えを見ると同時に音声でも確認して勉強するモード
- 問題モード:答えを自分で入力して問題を解くモード
注意点や改善がほしいところ
注意点としては、製品の仕様上2桁と2桁までの計算が最大となります。また、差し替え用の学習シート(2枚)をタブレット本体に収納できないため、このシートの保管と管理が少し手間に感じました。タブレットの裏側にシート収納があると良いなと思いました。
さんすうタブレットの良いところ
問題モードにおいてこまめな応援音声があり、ひとりで学習していても盛り上げてくれます。全問正解すると褒める音声も付いていて、子供の達成感を満たしてくれます。また、製品名のその名のとおり、遊び感覚で算数の勉強ができるところが醍醐味です。
その他
- 対象年齢4才以上(年齢の目安は4~8才) – メーカー情報
- 全 438 問収録
- 電卓機能(最大2桁と2桁の計算まで)
- オートオフ(約4分間操作しないと自動的に電源オフ)
- 音量調整機能
- 単3乾電池2本(アルカリ乾電池推奨)を使用
※2020年購入時の製品仕様です。
まとめ
私の家では4歳の時にこの製品を購入し、5歳(幼稚園年中の後半)には基本的な足し算、引き算ができるようになりました。また、掛け算、割り算への興味も持つようになりました。親が押し付けて教えることなく数の感覚をひとりで学ぶことができ、買って良かったと思っています。